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小さな計算機室 - maple15notes Diff

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これまで何度も、数式処理ソフトMapleの購入を検討してみたものの、私のところのような零細研究室では、なかなかそちらに回す費用が捻出できないでいた。ところが幸運にも使えることになったある研究予算を使って、昨年度、念願のMaple14のシングルライセンスを購入することに成功。するとほどなく、最新版のver 15が発売になり、自動的にアップグレードできた。

遊ばせておくのは勿体ないので、あれこれ使い始めるも、なかなか、当初の思惑通りには動いてくれません・・・

!!! ワークシートのエクスポート

数式処理はさておき、数学や物理関係の講義資料を作成するための、数式ワープロとして、Mapleを使ってみようと思った。
LaTeXでも構わないのだけれど、図がグラフが簡単に貼り込めるし、「ドキュメントモード」の操作性もそれほど悪く
感じられなかったので、講義ノートを打ち込んでみた。

ノートを印刷してみると、LaTeXには遠く及ばないものの、それほど期待が裏切られた感じでもなかった。
綺麗に仕上げようと思ったら、ワークシートをLaTeX形式でエクスポートして、そちらを使えば良いだろうし・・・

試しに、(Mac版を使っているので)
/Library/Frameworks/Maple.framework/Versions/15/etc
の中のスタイルファイル類はしかるべきところにコピーし、LaTeX出力されたファイルをコンパイルしてみたが、
エラーで止まってしまう。

色々と試したところ、ごく簡単なテキストならば問題ないが、「headingなどが付けられた普通の文書」はNGであった。
Mapleの出したLaTeXファイルを眺めてみたが、確かに、マクロが変な風に入れ子になっていたりして、バグっぽい。

気を取り直して、ホームページなどへの掲載も想定して、HTMLでのエクスポートも試してみた。
こちらはさすがにブラウザで表示さればするものの、見た目が非常によろしくない。
ファイルの覗いてみると、文書の構造がHTMLに全く反映されておらず、単なる段落要素の羅列になってしまっており、
また、フォントの書式が<font>にいちいち書き込まれていたり、と、あまり美しいコードでも無いし、
後から人力で手を入れるのも大変そうだった。
何故、素直なHTMLで出力してくれないのだろう。書式も、スタイルファイルを参照するようにすれば、後から加工しやすいのに。


このような次第で、用途にも依るでしょうが、私の場合、Maple 15のエクスポート(LaTeX, HTML)機能は、これから先、使うことがないと使うことはないと思う。